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医王山 宝光寺 永代土砂加持法要 

  • 執筆者の写真: 宝光寺 医王山
    宝光寺 医王山
  • 2020年9月25日
  • 読了時間: 1分


 宝光寺

令和2年永代土砂加持法要

仏法遥かに非ず 心中にして即ち近し

 弘法大師さんの著書「般若心経秘鍵」に出てくる一文です。仏様の教えは遥か遠くにあるのではなく、非常に近く、自分の心の中にあるということです。お大師さんは加えて「一切衆生悉有仏性」、この世のすべてのものは仏になる種を宿しているから、それに気が付くことができるように修行をしましょうとおっしゃっています。

 修行というと、滝に打たれたり、何時間も座禅をしたりということを想像しますが、そうではなく、今日のようなお参りの時に心を落ち着かせ手を合わせる、普段の生活の中で笑顔で人と接する、顔を会わせた地域の人に一声かけるなど日常生活の一場面の何気ない出来事も立派な修行行為であるのではないかと思います。気が付いていないところで相手の励みになっていたりします。このようなことから修行は普段の生活の身近な場面で行えるのではないでしょうか。

今年はコロナ禍や50年に一度の大雨だと言われるような天災もあり、落ち着かない、不憫な毎日を過ごしておられる思いますが、そんな時にこそ一日のうちの少しの時間でも手を合わせ、心を落ち着ける時間を作って下さればと思います。


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